2年間の研修を修了しました
たいせー 信州すざか ともよファーム
私たちのぶどう畑は現在3ヵ所ありますが、そのうち1ヵ所は耕作放棄地を借りて再生利用しています。
以前(推定10年ほど前?)ぶどうを耕作されていた跡地のため、残されていた資材を活用しながら少しずつ修繕をしていましたが、全体的に劣化しており、台風や大雪などの自然災害を考えると強度に不安がありました。
そこで、新たに単管パイプを使用した強固なぶどう棚を設置することにしました。
必要資材を揃えるだけでも結構な費用がかかってしまうのですが、業者に依頼するとさらに高額になってしまうため、これも農家としてのひとつの経験になるかと、自作で施工しています。
更地への設置ではなく、3年前に植えたシャインマスカットの木が成長してきていることや、今まで使用していた資材を取り外しながらの作業のため、なかなか思うようにはペースが上がりません。
それでも冬の間、ほぼ休むことなく毎日コツコツと進めて、ようやく骨組み部分が出来上がりました。
随所に素人の施工が見られるのですが、自分で建築した作品には愛着が湧くというもので、栽培作業も捗りそうです。
これからワイヤーを張り巡らせたり、防錆処理を施すなどして、4月下旬までの完成を目指します。
いよいよ須坂市も桜の開花が間近となり、ぶどうの発芽まで1ヶ月を切りました。
徐々に慌ただしくなりますが、気持ちが高まります。