日々のこと

農繁期を迎えています

たいせー

農繁期を迎えています

シャインマスカットの花が咲き始めました。

ぶどうの花には花弁(花びら)がないため、雌しべと雄しべのみと、その姿はとても地味です。

まだ想定より数日早いため、咲き始めたのは数えるほどですが、日当たりや風通しなど、ほんのちょっとの違いで生育に差が出ます。

また、人間にも多様な個性があるように、植物にも個性があるということなのでしょう。

すべて同じように生育が揃ってくれると、計画も立てやすく作業もしやすいのですが、必ずしも「1+1=2」にはならず、決して理想通りにならないのが農業の難しさであり、面白さや楽しさでもありますね。

須坂市のぶどう農家は農繁期を迎えています。

この時期は様々な作業を次々とこなしていく必要があるため、日の出から日の入りまで作業が続くことも珍しくはありません。

たった1日の違いが収穫量や品質に影響してしまうこともあるため、普段は雨が降れば休みにしたり屋内作業に切り替えますが、雨が降ってもレインウェアを身にまとって畑に向かいます。

体力的にはハードですが、いよいよ房づくりの作業が始まると思うと胸が高鳴ります。

味がよく形が良いぶどうをつくれるかどうか、ここからぶどう農家の腕の見せどころなのです。

[no_toc]

記事URLをコピーしました