私たちについて
ごあいさつ
移住して農業を始めました
信州すざかともよファームは、夫婦ふたりで経営している小さな果樹園です。
ともに関東で生まれ育ち、農業とは無縁の人生を送ってきた私たちですが、抱いている思いがありました。
[夫]ものづくりしたい&自分自身で経営したい
[妻]いつか山と自然に囲まれた暮らしをしたい
それぞれの希望が叶えられることから、残りの人生を農家として生きていこうと決意し、長野県須坂市に移住。
2年間の準備期間を経て、2021年4月に開業しました。
まだまだ経験が浅く“ひよっこ農家”の私たちですが、食を通じて人々の人生を豊かにする職業に誇りを持ち、技術と知識の向上に日々努めています。
これまでの歩み
それまで住んでいた神奈川県川崎市より移住しました。
信州の冬を経験しておこうと、寒さが厳しい12月を選びました。
長野県の「新規就農里親制度」を利用。
制度の条件などもあり、妻が研修生としてベテラン農家のもとで研修を開始。
2年間の研修を修了し、ついに独立。
農園名は妻の名前から「信州すざか ともよファーム」に決定し、夫婦ふたりで経営を開始。
第54回うまいくだものコンクール(ぶどうの部=シャインマスカット)で長野県知事賞を受賞。
就農1年目での受賞は大きな自信となりました。
生産者直送と収穫当日発送へのこだわり
私たちが移住する前は、積極的にぶどうやりんごを食べる機会はありませんでした。
例えばりんごを食べる機会は1年に1〜2個ほど。
手に取らない理由のひとつには、流通過程による品質や鮮度の問題もあったかもしれません。
それが、移住した今では1日に1〜2個です。
それだけ産地で食べる新鮮な農作物は美味しいです。
消費者から生産者になることで、この感動を多くの方々にお届けしたいと考えました。
収穫後は少しでも早くお手元にお届けして、できるだけ新鮮な状態でお召し上がりいただきたいという思いから、ぶどうもりんごも生産者直送と収穫当日発送にこだわります。
私たちのぶどうやりんごが、みなさまの日々の暮らしに少しの豊かさと彩りを添えられるように、これからも一層励んでいきます。
私たちが選んだ長野県須坂市
私たちは就農移住地として、いくつかの候補地の中から須坂市を選びました。
須坂市は、天気の良い日は北信五岳(斑尾山・妙高山・黒姫山・戸隠山・飯縄山)や、北アルプス(鹿島槍ヶ岳・五竜岳・白馬岳など)の美しい峰々を眺めることができるなど、豊かな自然に囲まれていて住みやすい街です。
景観が美しいだけでなく、降水量が少なく昼夜の気温差が大きい気候のため、美味しい農産物が育つのに最適な条件が揃っています。
市内には長野県の果樹試験場もあるなど、まさに“適地適作”で、全国屈指のくだもの産地であることから『信州フルーツ王国』とも呼ばれています。
2021年の年末にドローンで志賀高原方面を撮影。
山と自然に囲まれた暮らしは、都市生活では忘れかけていた“心の豊かさ”を取り戻せたような気がします。