第1回「きじまるクラブ・ぶどうマルシェ」に出店します
たいせー 信州すざか ともよファーム
摘粒が終わり、シャインマスカットの粒が少しずつ大きくなってきました。
現在は袋かけと傘かけの作業をしています。
袋や傘をかける理由は複数ありますが、病気を防いだり、害虫や鳥の被害から守るためなどの工夫です。
1枚1枚手作業でかけていきますが、この作業が完了すると2ヶ月近く続いた農繁期もいよいよ終わりに向かうため、作業中は少し感慨深い気持ちにもなります。
使用する袋や傘には多くの種類があり、素材や色によって効果も変わるため、園地の方針によって景観が異なります。
ともよファームでは、シャインマスカットにはクラフト紙の傘を使用することにしました。
近年の温暖化で問題となっている日焼けや高温障害の対策として効果が高く、昨年いろいろと実験しましたが、もっとも満足できる仕上がりでした。
使用する資材を見た目だけで選ぶことはしませんが、ナチュラル感のあるクラフト紙は、ぶどう畑の風景と相性が良さそうです。
すべてのぶどうは、収穫を迎えるまで袋の中で過ごします。
途中で確認のために何枚か外させてもらうことがあっても、基本的に再会は秋までお預けというわけです。
多くの方に笑顔とワクワクをお届けするべく、まずは無事に育ち、そして大きく甘いぶどうになりますように…と、ひとつひとつ願いを込めています。
[no_toc]