移住に関する取材を受けました
たいせー 信州すざか ともよファーム
写真はシャインマスカットを親に持つクイーンセブンという品種。
植え付けて3年目の若木ということもあり、生育が旺盛です。
4月下旬に発芽してから2週間近く経過しますが、すでに葉の枚数も4~5枚ほどにまで成長し、花穂(かすい)と呼ばれる房になる部分の形もはっきりとわかるようになってきました。
ぶどうの葉は500円玉くらいの大きさになると1枚と数えて、枚数は様々な作業を行う目安としています。
同じ畑のシャインマスカットやクイーンルージュは平均するとまだ2枚ほどですが、これは品種によって生育時期が若干異なるためで、概ね順調に生育が進んでいます。
暑いと感じる日があれば肌寒く感じる日もあるなど、気温はこの時期らしく乱高下していますが、定期的に降雨があって土壌水分が保たれていることが、植物にとって良い環境なのだと思います。
もっとも、これは雑草にとっても好都合のようで、厄介な草たちも勢いよく伸びてくるようになったため、草刈り作業も本格的に取り組まなければなりません。
市内を走り回る軽トラの台数も増えて、畑から様々なエンジン音が聞こえてくる季節が始まっています。
ぶどうの栽培は短期集中型。早い品種ではあと1ヶ月ほどで開花し、怒涛の作業ラッシュとなる房作りが始まります。
あくまでも主役はぶどうですが、人間もしっかりと伴走できるよう、体調を整えて臨みたいものです。
ぶどうの葉は、およそ3日で1枚増えるスピードで成長していきます。いまは青空が見えている面積も、あっという間に少なくなっていきます。