健全な土づくりに取り組んでいます

たいせー

化学肥料に頼らない土づくり

土づくりに欠かせない堆肥は、近隣の長野市松代町で生産されているエコ堆肥を使用しています。

牛糞などの動物性原料は一切使用しておらず、樹皮、野菜残渣、コーヒーかす、おからなど100%植物性の原料でつくられているエコ堆肥で、有機JAS規格にも使用できる適合資材です。

この堆肥を毎年投入することで、土がふかふかになって通気性や排水性が高まり、多種多様な土壌微生物が増えることで病原菌の繁殖を防ぐ効果が見込め、病気になりにくい土壌環境を保つことに繋がります。

すみじぃ堆肥

植物性原料を100%使用している“地産地消”のエコ堆肥を届けてもらい、ふんだんに使用しています。
良質な堆肥なので、炭や森の土のような優しい香りがします。

海の資源

例えば、ミネラル分の補給には海藻肥料を使用しています。

古代から人間の食用としても利用されてきたホンダワラは、ヒジキやアカモクの仲間で、最近は健康食品としても再認識されており、人間が口にしても無害で安全です。

海藻肥料は果実の甘みを増すのが最も得意だと言われています。

豊富に含まれている海洋ミネラルやアミノ酸、ビタミンなどを供給することで、作物の品質向上や土壌微生物の活性化が期待できます。

ホンダワラ

人間の食用としても利用されてきたホンダワラ。
原料となる海藻を乾燥・粉砕しただけなので、散布直後は園内が“磯の香り”に包まれます。

肥料や資材は、ただやみくもに施せば良いというものではなく、人間と同じように栄養バランスが重要で、栄養不足や栄養過剰、栄養成分の偏りは生育を狂わせてしまいます。

元々の土壌の性質や天候などの条件が異なるため、土づくりに正解はありません。
私たちが使用している肥料なども、その園地で有効かどうかは検証を続ける必要があるでしょう。

定期的に土壌診断を行うことで、数値の変化を確認しながら種類や量を加減し、常に生育に最適な状態を目指します。

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